感想・批評・推薦ブログ。
良い作品に出会えた想いを込めて……。
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作品名:暗黒の雲
(場所…NOVEL内「連載」欄)
作者:柳暗波瑠
カテゴリ:長編
ジャンル/傾向:SF/シリアス/友情
連載状況:完結
サイト:月影草
【あらすじ(以下引用)】
暗く雲は全てを包み込んだ
でも雲は雲
いつかは必ず消えるだろう
(場所…NOVEL内「連載」欄)
作者:柳暗波瑠
カテゴリ:長編
ジャンル/傾向:SF/シリアス/友情
連載状況:完結
サイト:月影草
【あらすじ(以下引用)】
暗く雲は全てを包み込んだ
でも雲は雲
いつかは必ず消えるだろう
【感想 ※ネタバレ無し】
一見難しそうなんですが、そんなことは無いと思う。
読み込んでいけば「ああ……」と納得出来る、仮想現代(あくまで私の感覚です)的なSF小説といった様相。
物語はミステリアスな「規那 浅淺 (きな あさじ)」を中心に、あれよあれよと言う間に広がっていきます。
「闇・羽」とは何なのか、浅淺のもう一つの顔とは何なのか。
章によって中心となる視点が変わり、物語はどんどんねじれていきます。
本編もさることながら、本編第三章の途中から別の登場人物の視点で物語を追った『科学者は魔術を夢見る』も鋭い視点で切り込んでいて面白いです。
タイトルがいい。内容もいい。
前作(本編)の段階でわからなかったことがすっと頭に入ってきて、読めば読むほど頷けました。
番外編まで読み終えた時には、浅淺の漢らしさに惚れること間違い無し!
数奇な運命を辿るその姿を一度追ってみた後に再び序章から読み直すと、哲学的な発言にも「らしい」エッセンスが見えてきます。
※浅淺は女の子です。あしからず。
【備考】
登場人物の数名が幾つもの名前を使い分けている点も、この小説の特徴。
皆少し変わった名前を持っているので、覚えやすくはあるかもしれませんが……もしわからなくなった時は、「ネタバレあり」の登場人物紹介リストが便利です。(「暗黒の雲」ページ内の右端)
物覚えの悪い私は、これに何度お世話になったことか!(笑)
なお現時点(2007/3/3現在)では、拍手でキャラクターこぼれ話も見られます。
一見難しそうなんですが、そんなことは無いと思う。
読み込んでいけば「ああ……」と納得出来る、仮想現代(あくまで私の感覚です)的なSF小説といった様相。
物語はミステリアスな「規那 浅淺 (きな あさじ)」を中心に、あれよあれよと言う間に広がっていきます。
「闇・羽」とは何なのか、浅淺のもう一つの顔とは何なのか。
章によって中心となる視点が変わり、物語はどんどんねじれていきます。
本編もさることながら、本編第三章の途中から別の登場人物の視点で物語を追った『科学者は魔術を夢見る』も鋭い視点で切り込んでいて面白いです。
タイトルがいい。内容もいい。
前作(本編)の段階でわからなかったことがすっと頭に入ってきて、読めば読むほど頷けました。
番外編まで読み終えた時には、浅淺の漢らしさに惚れること間違い無し!
数奇な運命を辿るその姿を一度追ってみた後に再び序章から読み直すと、哲学的な発言にも「らしい」エッセンスが見えてきます。
※浅淺は女の子です。あしからず。
【備考】
登場人物の数名が幾つもの名前を使い分けている点も、この小説の特徴。
皆少し変わった名前を持っているので、覚えやすくはあるかもしれませんが……もしわからなくなった時は、「ネタバレあり」の登場人物紹介リストが便利です。(「暗黒の雲」ページ内の右端)
物覚えの悪い私は、これに何度お世話になったことか!(笑)
なお現時点(2007/3/3現在)では、拍手でキャラクターこぼれ話も見られます。
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